プチかも知れないが、光○信がブイブイ言ってた頃の昔話。
本人曰く「社長に感銘を受けて光○信に入社した！」という男の子が結婚した際の披露宴。

新郎側出席者、8割が会社の人。
丸テーブルを5～6卓くらい占めてたかな。
それはいい。でも連中、とにかく騒々しい。誰が何を話していても聞いちゃおらん。
主賓挨拶に立った上司（役員？）は、延々と会社の宣伝＆自慢話。そして社員たちの歓声「イエーイ！」。
余興は推して知るべしのドンチャン騒ぎ。頭痛がしてきた。
でもそこまでは許せるんだ。

新婦側の親族が、余興として新婦出身地の民謡をうたい、従姉妹たちが踊った。
地味だけど、心のこもったいい芸だったよ。
ヤツらが騒がなければね。
あんまりガヤガヤうるさいもんだから振り返ってみたら、誰も！　見事に誰も見ていない。
自分たちの余興の反省会やってやがる。
「あれは○○に振ったほうがウケたかもな～」
「おまえアレはねえよ！」
黙　っ　て　聞　け　！
う　ろ　う　ろ　す　る　な　座　れ　！
お　い　上　司　、　少　し　は　注　意　し　ろ　！

そしてシメ。ヤツらが全員整列してなぜか朝礼。（新郎含む）
「ひとーつ！　ナニナニはナンタラしてナントカあるべし！」　みたいなのを喚き立てる。
司会者は知ってたのか知らなかったのかわからないけど、「さ、さすが勢いのある会社で…」とタジタジ。

あの新郎新婦がその後どうしているのか、疎遠になってしまったのでわからない。
でもあの時の新婦は何だか気の毒だった。新婦のご家族も気の毒だった。
もしかすると新郎のご家族も気の毒だったかも知れない。