鬱で思い出した。 

小さい頃から大嫌いだった兄。 
一流高校→一流私大→一流大企業に勤め、会社の同期の女性と結婚、一児の父に。 

しかし起業した事務所が倒産し、人生に初めて躓いて鬱発症。 
しばらく実家からの援助でしのぎ、病歴を隠して再就職。 

私に興味のない兄は知らなかったようだが、私が長く勤めている業界だった。 
狭い業界だし、当時独身だった私は苗字（少し珍しい苗字）が同じだったのですぐ話が回って来た。 
「この人はあなたのご親戚？」程度の話だったけど。 

私は長く勤めているだけの理由でそこそこ権力があったので、兄を潰した。 
兄は鬱を再発症し、会社を辞め、今は大学の同窓会に出られないほどの中小企業に勤めている。 
ざまあみろとしか思わない。 

長男教の母、結婚してからは義姉までとタッグを組まれ、 
暴言のサンドバッグにされていた事をカウンセリングで知った時に、心の中からぶわっとドス黒い物が溢れたんだよね。