汗話に便乗で私が手のひらの多汗症の話。 

私も手汗が酷くて紙を触ればぼよぼよになり、袖口は湿っていて、 
手を触ればみんなに濡れてる！カエルみたい！キモッ！と言われる体質。 
それを気にしていたから恋人と手を繋ぐ事が嫌で手を繋ぐのだけはカンベンしてと断っていた。 

22歳の時に付き合った彼氏が手を繋ごうを言うので、「手を繋ぐの好きじゃないんだよね…」と濁した。 
つっこまれたのだが理由が恥ずかしいのでごまかしそうとしたんだがそれでもしつこくつっこんできたので、 
「実は…」と話すと「そんなの気にしないよ！」と言ってくれたのだが、 
あなたが気にしなくても私が気になるから嫌でやっぱっりちょっと…と謝り断ったのだがしつこく手を繋ごうと言って来た。 
実は中学生の時の初めての彼氏と初めて手を繋いだ時、手の湿りっぷりに気持ち悪いと言われた事があるので、 
それがあったせいかどうしても躊躇していたのだが、 
彼が「気にしなくていいから」「誰だって湿ってるよ」「つーか俺だって手汗すごい時あるからさ」と何度も声を掛けてくれた。 
あまりに言われるものだから不安ながらも手を繋いだのだが、 
相手が微妙な顔で「うわ、ほんと湿ってる…」とぼそっとつぶやき、 
その後手を放したらそれからずっと「手を繋ごう」と言われる事は一切なくなった。 

私だって好きでこんなカエル体質に生まれたわけじゃないよ！！ハンドクリームとか使ってみたいよバカヤロウ！！ 
だから言ったじゃん！湿ってるってさ！散々言ってのに大丈夫だからとか俺は気にしないとか何なんだよ！ 
で、冷めた。