言われて衝撃的だった言葉「今日は帰りたくない」。 

4年ほど前に携帯のショップ店員だった頃、年末の忘年会の幹事をやった。 
といっても個人的な催しで上司抜きの同僚のみで適当な居酒屋で飲むだけのもの。 
上司と社長以外の男性は自分のみという小さい会社だったため、 
参加者は自分以外女性(7人程)という今考えればありえないものだった。 
退職してしまった皆と仲のいい元同僚も呼んで職場とかの愚痴をこぼしながらワイワイ飲み、 
基本年中無休であるため大晦日まで店は営業しており、参加者(自分も含む)の中に明日もシフト入ってるということで 
夜10時頃には会計を済ませ解散。 
自分は酒が苦手なので飲んでいなかったので、解散を渋っていた元同僚を家まで車で送ることに。 
しかし、雪の降る中家の前まで送るとその子は「帰りたくない」と駄々をこね始めた。 
せっかく家まで送ったのに「カラオケに行こう」「それか家に寄っていって」と中々車を降りてくれなかった。 

自分は明日も仕事があるため早く帰りたかったのだが、どうしても車から降りないその子に対し、 
私は車を降りて助手席側に回り、ドアを開けてその子の顔面を鷲づかみにした。 
「俺は明日も仕事なんだ。いいから早く降りろ」とアイアンクローをしながら車から引き摺り降ろした。 
そのまま外に放置して家へ帰って事なきを得たのですが、 
今思えばそういう誘いだったのかなぁと思い、まさか自分がそんなお誘いを受けるなんてと驚いております。 
当時その子に彼氏がいて、凄い優しそうな男性であったため、後悔はしておりませんが、 
現在26歳、恋愛経験無し街道を突き進んでおります。 
そんな私は最近、自分は恋愛経験無しじゃない気がしています。ﾀｽｹﾃ