436: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2011/03/21(月) 20:06:26.41 ID:5wjdytR7
そろそろ祖父の七回忌なので書き込みます 

祖父は酒と友を愛する人で、しかも茶目っ気たっぷりな人だった 
ある夜、祭り見物の帰りに酒盛りするお兄さんたちにぶつかってしまった 
「クソジジイ、どけ!」 
の一言に祖父は激怒し「誰がクソジジイだ!」 
その勢いに一瞬、怯んだ相手だったが、こちらは老人、と威勢良く 
「お前だよ!」 
すると祖父は 
「クソなんて漏らしたことはないぞ!ただのジジイと呼べ!!」 
「・・おじいちゃん。多分、そういう意味じゃないよ」 
と私が言うと 
「日本語は正しく使わんか!バカモン!!」 
と一人激怒 
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しかも「酒の飲み方がなっとらん!」とお兄さんたちを説教し始めた 
人だかりも出来始め、ケンカの通報におまわりさんも来た 
その瞬間、祖父は 
「こんな老いぼれに寄ってたかって、何て世の中だ」 
とヨヨヨと泣き崩れた 
結果、連れて行かれるお兄さんたち 
祖父はそれを見送るとにやり、と私に笑いながら 
「女と老いはこういう時に使うんだ」 

他にも車と正面衝突したのに3日は動き回り、何かおかしい・・と家族に問い詰められて衝突を白状したり、橋のたもとから落ちてもピンピンしているスーパーじいちゃんだった 
そして葬式では修羅場にもなりかけたが、それはスレチなのでやめます

438: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2011/03/21(月) 20:34:36.79 ID:o+/EfYbM
>>436 
新撰組の二番隊隊長、永倉新八みたいだな、じいさん 
大正まで生きて、電車にも乗れた新撰組の生き残り。

引用元: 胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(94)