179: 名無しさん@涙目です。(大分県) 2011/11/27 02:25:05 ID:RvgPC9i40
路線バス(後払い式)に勤めてる友人から聞いた話。
 
Aさんという始末書件数がトップな人がいるんだが、 
そのAさんが運転する路線では、いつも決まった時間帯に 
盲導犬を連れたおばさんが乗って来る。 

おばさんはいつも笑顔で「おはようございます」等と運転手に挨拶したりするいい人。 
盲導犬もちゃんとした盲導犬なので吠えたり暴れたりせず、おとなしい。 

ある日、いつもの様にそのおばさんが乗ってきていつもの様に席に座るが、
バスが発車してからすぐに偉そうなクソオヤジが 
運転席の方まで来て、「○○電鉄はぁ~いつから車内にペットの持ち込みがよくなったのかね?」 
と、おばさんに聞こえよがしに言い放った。Aさんはそれを聞いて、 
「ペット?ペットなんてどこにもおりませんが?」とすまし顔。 
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するとクソオヤジは「ここに犬がいるじゃないか!ペットだろこれは!」と激昴。 
Aさんは「あぁ、その犬はこの方の目ですから…」と答えた。 

この時点で車内は「運転手グッジョブ!」な雰囲気に包まれてると予想できるが、クソオヤジはひっこみがつかないのか、 
「それは屁理屈だ!俺は犬のニオイが嫌いなんだ! 
 ごちゃごちゃいってないで早くこいつらを降ろせ!」 
というような事を言ったらしい。 

この場合、通常ならなんとかなだめすかしてクレームがこないように計らうのが運転手の間での常道。 
だがそこは始末書件数トップのAさん。 

やおらバスをそこらの路肩に停車させると 
「…あぁ、金はいらねぇからテメェが降りろ。 
 少し行けば次の停留所だ、あと30分もすれば 次のバス来っからよ、それに乗れ!」 

と言ってクソオヤジを叩きだしたという。 

当然その日のうちにそのクソオヤジからクレーム電話。 
形式上、Aさんは始末書を書かなければならずAさんの始末書件数がまた増えた。 

…が、上司や同僚も含め、会社内ではこの件についてAさんを咎める者は一人もいなかったという。

358: 名無しさん@涙目です。(東京都) 2011/11/27 06:02:25 ID:3CG9onL30
>>179 いい話だ