448: 名無し物書き@推敲中? 2004/09/06 22:40:00
昔といっても20年程前の話なんだが 

あるリンゴ農家でリンゴが余り、捨てるのももったいないのでトラックに積んで売りに出た。 
たまに街中でトラックを屋台みたいにして売っているやつだ。 
何県かをまたいで売り歩いた後、ある街に入った。 
その街での売り上げはあまり良くなかった、そして彼は 
いつも通りトラックはそのままにして弁当を買いに離れた。 
いつも通りトラックにリンゴをつんだまま 
いつも通り試食OKの看板をだしたまま 

5分ほどしてトラックの方に戻ってくると人だかりができている。 
なんだとおもって近づくとおばちゃんたちが 
「試食や試食、試食用やからな」と自分の買い物袋にどんどんリンゴを入れていっている。 
トラックの上に人が立って大声で「一人2個や、2個までやで」と叫んでいる。 

最初何が起こったか理解できなかったが我に返って止めようとすると 
「なんやおっさんジャマすんなや、2個までやで」と言われる。 
集団心理なのか、声を張り上げても聞いてもらえない。 
やむをえずトラックを少し動かそうとすると 
「あぶない!」「待てー!」「ドロボー!」とわけのわからない罵声を浴びる。 
そのままゆっくり走ってなんとか振りほどいて後ろを見ると 
リンゴをトラックに向けて投げながら何かを叫んでいる集団が見えた。 

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Mamaikuko's Kawaii Bag

2度とおおさかには行かないと祖父が言ってました。
 
引用元: 2chで見つけたちょっと泣ける話パート2