412: 癒されたい名無しさん 2007/08/16 05:58:11 ID:8TdMbQV/
最初は冗談だと思ってた。 
俺達は一心胴体でいつも一緒。そんな二人に別れがくる。少しずつ近付いてくる別れと言う現実が怖かった。冗談だと思いたかった。それも思えなくなる。 

俺「明日でお別れだな」 
ありきたりのセリフを吐く俺。 

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俺「お前と一緒にいれてホントによかった」 
涙は流さない。覚悟は決めた。この別れは永遠だが俺達の気持ちはなくならない。 

俺「最初に聞いた時は冗談だろ?って思って・・・な」 
どうにもならない現実だ。言葉に詰まってきた。 

俺「・・・寝よっか・・・」 
最後の夜だ。好きにさせてくれ。
 
414: 癒されたい名無しさん 2007/08/16 06:18:44 ID:8TdMbQV/
別れの日 

俺「・・・それじゃあ・・お別れだ」 
俺は病院のベットの上、数時間後には手術だ。そこで最後の別れがくる。俺達は思い出に浸る。お互いの思いは一生お互いの中に残るから 

俺「そろそろ時間だ・・・」 
そして手術室にむかう。最後が来た。俺達の最後 

俺「・・・じゃあな・・ありがとう・・」 
最後までありきたりな事しか言えない俺は別れをつげた後、麻酔で眠った・・・。 

数年後 
俺は一人、都会で仕事をしていた。手術は成功し俺達は完全な別れをとげた。が・・・俺は孤独だった。
 
俺「・・・久々に実家に帰るか」 
俺は孤独から逃れるために家族にあいにいった。懐かしい道、かわらない道だ、ふと気付く。俺は手術をした病院に来ていた。体は自然に病院の中に。まさか・・・。 

俺は再会を果たす。涙ながらに俺は言った。
友に。病気が原因で俺と別れた友に 

俺「・・久し振り・・・永遠の別れなんかじゃなかったな・・・(笑)」 

友は 
「ああ、そうだな」 



引用元: 【泣ける話】