476: 癒されたい名無しさん 2007/11/18 14:36:51 ID:l58yiHQk
俺は小学校の時に母親を亡くして、父子家庭に育ったんだが 
そのこともあって中学から 
暴走族の真似事みたいなこともしたりグレていった。 

高校は一応入学したがすぐに辞めて仲間たちと遊びまくってたある日。 
ダメな本目当てで親父の机あさってたら大事そうにしまってある1本のビデオテープ 
を見つけた。きたーー(・∀・)-- と思いさっそくそれを拝借した。 

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ビデオには若い親父と母親、そしてその中央に 
すやすやと眠ってる赤ん坊の俺が写っていた。 

「○○くん(俺の名前)、二十歳の誕生日おめでとう!二十年前のあなたは 
こんなに可愛いんだよ~w生まれてきてくれてありがとう!^^」 

懐かしい声で母親が言った。 

人生でこれ以上泣くことはないというくらい泣いた。声に出して号泣した。 

それから俺はすぐに髪を黒く戻し仲間との交流も避け、一生懸命勉強した。 
大検をとって、同期より1年遅く早慶に受かった。 


そのとき親父はまるで息子が東大にでも受かったように泣きながら 
親戚知人に電話しまくってた。 

そして二十歳の誕生日、親父は案の定あのビデオを俺に見せてきた。 
また号泣した。親父も泣いていた。 


それから8年、いっぱしに就職して結婚して子供ができた。 
ビデオカメラの前で俺たちは言う。 

「うまれてきてくれてありがとう!」

477: 癒されたい名無しさん 2007/11/18 22:13:34 ID:7wtyQDvl
>>476 
よく聞く話だけど、ホントいい話だよね。

引用元: 【泣ける話】