587: ローカルルール変更議論中@VIP+ 2009/06/18 18:26:10 ID:NDiH3YNIO
泣けるかは分かりません 
でも語ります。すごく長文になります。 
去年の盆休みに、九州の祖父母の家に行ったんだ。 
俺の家族(嫁と子二人)と兄貴の家族と、突然、思いついたように、行ったんだ。 
祖父は10年前に癌を告知され、完治は難しく、入退院を繰り返していた。 
でもそれが嘘のように、元気で、俺達の帰省をすごく喜んでくれた。俺達の立派に成長した姿にも、ひ孫を三人も抱けたことにも。 
思い返せば会うのは高校3年の頃以来だな。 
そして大阪に帰ってきました。 
そして、先月の10日、電話が鳴った。ゴールデンウィーク前から実家に帰省してた、母からだった。「おじいちゃんの容態が急変したから、直ぐに来て」 
俺と兄貴はすぐに早退して、身支度を急いだ。 
また電話が鳴った。母からだった。

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588: ローカルルール変更議論中@VIP+ 2009/06/18 18:27:26 ID:NDiH3YNIO
今度は母の言葉は声になってなかった。父が代わった。 
「お父さん亡くなった。お前ら、急ぎすぎて、何かあったら困るから、明日着くようにゆっくり来い」 
俺は放心状態で、兄貴と相談して、フェリーで帰った。 
嫁たちは二人とも妊娠中で急に何かあったら困るから、大阪に居なさいと言われた。 
祖父母の家に着くと、棺桶の中に冷たくなった祖父が眠っていた。 
顔に真新しい怪我をしていた。 
病院で、いるはずの無い、俺と兄貴を探しながら意識を失い、転んでしまったそうだ。 
涙を押さえることが出来なかった。 
祖父の傷を撫でてると、ガキの頃、毎年夏休みには帰省して、畑の手伝いや釣りや、川や、牛の世話を一緒にしていた日々が甦る。 
そして母が泣きながら言う。 
「おじいちゃんね、最後ね、氏ぬ前に、○○や○○がひ孫まで連れて会いに来てくれて良かった、頑張って生きてきた甲斐があった、もう思い残すことは無い。って言ってたんだよ?」 
その言葉を聞きながら、祖父は俺達の立派に成長してる姿を見るまでは氏んでも氏にきれんと思ってたんじゃないかと考えた。 
いや、確信した。 
おじいちゃん、もっともっと会いに来れば良かったね、ごめんね。昔からわがままばかり言って、甘え倒して、それでも一度も怒らなかったおじいちゃん。 
ありがとう、さようなら。 
ありがとう、見守ってくれて。 

三人目の我が子が産まれたとき、祖父が微笑む姿が目に浮かびました。

589: ローカルルール変更議論中@VIP+ 2009/06/18 20:59:04 ID:y03JHcjR0
泣いた 
ほしゅ

590: ローカルルール変更議論中@VIP+ 2009/06/18 22:16:59 ID:7xDvT/nO0
泣きすぎて脱水症状おこしそうだ

591: ローカルルール変更議論中@VIP+ 2009/06/18 23:48:18 ID:WFRgYp8eO


引用元: 
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