557: 癒されたい名無しさん 2008/03/17 00:30:00 ID:CuP7YHE6
40台半ばの男です。
子供の頃とても貧しかった。
「肉を初めて食べた日を覚えている」と言えば、
貧乏の程度がわかってくれるでしょう。
小学校に上がる前から、親の給料日を知っていた。
何故なら、その2,3日前から母親がおかずを作らなくなるからだ。
父母と姉との4人暮らしだった。
我が家では夕飯時に、ご飯のお代わりを最初にする人(ほとんど私)が、
「お代わりする人、手をあげて」と言う決まりがあった。
手をあげるのは、いつも姉一人であった。
子供の頃とても貧しかった。
「肉を初めて食べた日を覚えている」と言えば、
貧乏の程度がわかってくれるでしょう。
小学校に上がる前から、親の給料日を知っていた。
何故なら、その2,3日前から母親がおかずを作らなくなるからだ。
父母と姉との4人暮らしだった。
我が家では夕飯時に、ご飯のお代わりを最初にする人(ほとんど私)が、
「お代わりする人、手をあげて」と言う決まりがあった。
手をあげるのは、いつも姉一人であった。
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私は、お釜に残ったご飯を見つめながら、
「半分以上取ってはいけない、絶対にいけない。」
と、いつも注意していた。
ある日、珍しくおかずが一杯あった晩に事件が起きた。
私の次にお代わりした姉が、
「***がご飯を全部取っちゃって、わたしの分が無い。」
と、声を荒げた。
父は私に向って、
「バカ野郎」と言い、私を殴りつけた。
私は決して半分以上取ってはいなかった。十分気をつけていた。
それなのに・・・
すると母が、
「おかあさんはおなか一杯だから、おかあさんの分を二人で分けなさい。」
と、自分の茶碗のご飯を私と姉に分けてくれた。
食後30分程経った時、台所に行くと、母がお釜にこびり着いていたご飯を
そぎ落とし、塩をまぶして食べていた。
私は、
「お母さんはずるい、おなか一杯なんでしょ。」
と言い、その残りご飯をも横取りしてしまった。
貧乏の意味すら知らなかった頃の話です。
コメント
そこが気になるw
※欄の人は貧乏でない環境で育ったみたいでよかったですね。親に感謝しましょう。
子供にご飯あげて自分はへばりついたのを食べようとしたお母さんの姿&
お母さん可哀想&
大人になって事実を知り思い出して書いてるこの人の気持ち
さんじゅうにに泣ける
子供ってむじょうなことするよね
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