598: 癒されたい名無しさん 2008/06/03 04:03:32 ID:5ra1X5AF
子供が二歳を過ぎて、片言ながらしゃべれるようになってきた。
 
俺は仕事もできない安月給な割には忙しく、息子はちょくちょく嫁の実家が預かってくれている。 
嫁の姉や弟は、うちの子を可愛がってくれて、よく遊びに連れて行ってくれる。

599: 癒されたい名無しさん 2008/06/03 04:05:06 ID:5ra1X5AF
俺が迎えに行くと、息子は「きょう、おじたんと海いった」とか「ねえたん(嫁の姉のこと)と、はんばーぐ食べた」とか、一生懸命報告してくれる。

600: 癒されたい名無しさん 2008/06/03 04:06:25 ID:5ra1X5AF
俺が遊んでやれない代わりにいろいろ連れて行ってくれてありがたいと思う一方、我が子を遊びに連れて行ってやれなくて少し寂しくもあった。嫁も、「うちの実家とばかり遊びに行ってごめんね」と恐縮している。

601: 癒されたい名無しさん 2008/06/03 04:07:30 ID:5ra1X5AF
まあしょうがない。向こうは甥っ子や孫が可愛くてしょうがないし、俺は仕事で忙しい。嫁も実家なら子供の世話の負担も減る。これがみんながベストな方法だ。

602: 癒されたい名無しさん 2008/06/03 04:08:40 ID:5ra1X5AF
ある日、いつものように嫁の実家に預けに息子を車で送っていると、チャイルドシートの中の息子が「とったん(お父さん)の車、お出かけ、たのしいね」と言ってくれた。

603: 癒されたい名無しさん 2008/06/03 04:09:27 ID:5ra1X5AF
たかだか片道15分の、ドライブとも言えない単なる移動。それを楽しいと言ってくれて、本当に嬉しかった。 
仕事もろくにできなくて、周りに助けられてばかりの俺。父親の資格なんてあるのか疑問だったけど、この一言に救われた。
 
引用元: 【泣ける話】
スポンサードリンク