20: 癒されたい名無しさん 2008/04/26 12:31:51 ID:JHNFfHFa
私の母は病気がちで、私が小さいころから入退院を繰り返していました。 
私が高校2年生だったその時も、いつものように入院。 
1ヶ月ほどたったある日(曜日は火曜日)、母から 
「今週の土曜日退院できるよ。 
 ちらし寿司作るから、焼きノリとかんぴょう買っておいて。」 
と告げられて、私は 
『ちらし寿司あんまり好きじゃないのにな~』 
とか思いながらも、退院が嬉しくてすぐに買いに走りました。 

でも、次の日母は病院のベッドの上で吐血し、意識がなくなり 
数日後息を引き取りました。 
それは、まさしく退院できると言っていた土曜日の早朝でした。 
お通夜からお葬式、納骨と慌ただしく時間が過ぎ 
自宅でようやく周りを見渡す余裕ができた時に目に入ったのは、 
スーパーの袋に入ったままの焼きノリとかんぴょう…。 

…ちらし寿司、作ってくれるって言ってたのに… 

忙しさにまぎらわせていた悲しみや悔しさや怒りがすべてこみあげて 
思い切り泣き続けました…。 

まぁ月並みな言葉ですが、両親は大切に。 
孝行のしたい時には親は無し、ですから。。。
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